必然

ストのROTを見た。

デビュー前の大我くんは、デビューすることで何かが変わることが怖いと言ってた。

Jr最後の年。ジャニーズを辞めたいと思っていた紫耀くん。たまたま、MATCHのCM契約があったから辞められなかった。その間に、事務所から説得されて、ういらぶの主演も決まって。続けるならちゃんとしたいと、ジャニーさんに相談した。

そしてデビューが決まり、ジャニーズらしい王子様グループとしてジャニーズに興味のなかったファンを沢山惹き寄せた。2年目、新たな一面を見せようと、ダンスナンバーやセクシーさを取り入れた楽曲を織り混ぜて作ったアルバムやツアーイメージ。

ただ走り続けるだけだった1年から、自分たちの色を出し始めてからの、ジャニーさんの他界。

もっと生きてくれていれば。

でもそれが叶わなかったとしても、Naughty Girlの歌や振りはきっと見てくれた。それって結構大きいことだと思う。

もしジャニーさんが亡くなったのがデビュー前なら、紫耀くんは辞めていただろう。

1年目だったら、まだ王子様路線から外れてなかったかもしれない。

自分たちで考えてやれ。

事あるごとにそう言ってくれてたであろうその人が、2年目の姿に反対をしなかったから。

だから今のKing&Princeがある。

これからデビューするみんなは、デビューの次が分からないまま、この先のステージへと進まなければいけない。

彼らはそういう意味でも、何かに導かれている気がする。

王道でありながら、新しいジャニーズを引っ張っていく6人。彼らに課せられた使命は計り知れず、一見他のグループの方が先に行っているように見えるものもあるかもしれないけど、自分たちの力で道を切り開く彼らは、そのこともバネにして飛躍的に伸びるだろう。

とまた、大我くんの話から彼らのことを想う。

未来のことは誰もわからないけど、わたしはKing&princeの6人に期待しかない。